女性社員のロールモデルを目指して
2018年にIT系メガベンチャーからジェクトワンに転職。2022年4月から産休・育休に入り、2023年4月に復職。現在は事業統括部にて、社内ルール整備や業務フロー改善に携わっている。仕事と2歳児の育児を両立するママ。
社員全員の顔が見える環境を求めた
ー 前職では何をしていましたか?
前職は新卒で入社したIT系のメガベンチャーで、直属の上司が社長という特殊な立ち位置の中、バックオフィスや新卒採用をメインで担当していました。併せて社内コミュニケーションの活性化というミッションも与えられていました。3年ほど経験した後、公募制度で社内広報に異動しました。
私が退職する時には、入社当時2000人だった社員数が6000人まで増えていて、隣の部署が何をしているか分からないという状況でした。なので次は見渡したら社員全員の顔が見えるような小規模の会社で働きたいなと思っていました。
ー 入社したきっかけを教えてください。
私は誰かのサポートをする仕事のほうが自分に合っていると考えていました。当時のジェクトワンの求人が営業アシスタントで、幅広く経験できそうな仕事内容だったので興味を持ちました。
また、不動産は衣食住の1つで、「必ず誰かの役に立つ仕事」であることがモチベーションにも繋がると思い応募しました。
面接で社長や役員と会って、とにかく人柄の良さを感じました!オフィス内を見せてもらった時は、若い社員や女性社員が多く、また社員全員が挨拶してくれて、明るくフレッシュな印象を持ちました。そんな社員の皆さんと一緒に働くイメージができたというのが入社の決め手として大きかったですね。
あとは余談ですが、社長のお子さんと私が同じ出身校だったので仕事に関係がない話で盛り上がって、それもひとつの縁だなと思いました(笑)
ー 入社後にギャップを感じたことはありますか?
悪いギャップを感じたことはなくて、良いギャップならあります。営業アシスタントとして書類作成や営業のサポートなどをやりつつ、不動産の仕入れ以外の業務も幅広く経験できることです。契約担当者として取引先を訪問し、契約締結を行うなど責任のある業務にも積極的に取り組めますし、やりたいと手を挙げれば何でも挑戦できる環境です。
「アシスタントにもこんなに裁量を与えられているんだ」という驚きと自己成長に繋がるやりがいを感じました。
色々経験させてもらって本当に楽しかったですし、なにより視野が大きく広がりました。忙しさは当然ありましたが、チーム全員で乗り越えよう!と協力し合っていました。一致団結して、大きな案件を終えた時の達成感は凄かったですね。
受け身ではなく、依頼される前に動く
ー 現在の仕事内容を教えてください。
現在は事業統括部という部署に所属しています。営業部門と管理部門の間の存在で、営業部内のルールを整備したり、業務フローを定めたりしています。あとは営業部門と仕事上の関わりが多い経理・財務・法務との間に立って、営業部門に対して「こんな依頼の仕方にしましょう」と部署間の連携方法や依頼フローを考えたりと、橋渡し的な役割も担っています。
ー 仕事で心がけていることはありますか?
まず第一は受け身にならないことです。仕事を受け身で待っていると動き出しが遅くなるうえに、勤務時間も延びていきます。特に子どもの体調不良で急に数日間お休みすることもあるので、現状の仕事の課題・やるべきこと・優先順位などを自分から相手に確認しながら、できることからこなしていくことを意識しています。
あとはコミュニケーションを密に取ること、「ありがとう」の一言であってもチャットを送ったり直接言ったりと、本人に伝えることを大切にしています。コミュニケーションは取り過ぎくらいがちょうど良いと思ってます(笑)
ー どのようなところにモチベーションを感じていますか?
社内のルールやフローを整備することで、営業担当者が営業活動に集中できたり、管理部門が管理業務に集中できるなど、会社全体の生産性を上げることができるところですね。まだ整備が必要な部分は残っているので、いち早く対応して会社に貢献していきたいなと思います。
周囲の手厚いサポートで、仕事と育児の両立ができた
ー 産休・育休はどのくらい取得されましたか?
2022年4月から2023年4月の1年間取得しました。私自身、仕事が好きで仕事をしている方が性に合うと思っていたので、自分の中でお休みの期間は1年までと決めていました。
周りのメンバーに報告した時は「おめでとう!」とみんなが祝福してくれて。リモートワークや時差出勤を積極的に利用させてもらえて、手厚くサポートしていただきました。
ー 復帰後の不安はありませんでしたか?
みんなが「おかえり」と声をかけてくれて、温かく迎えてくれました。ブランクがありましたが、同じ部署のメンバーが助けてくれました。部内にママさんがもう1人いるので、子育て中の働き方や悩みなどに理解があったことも安心できました。
復帰後は時短勤務で慣らしながら、少しずつ勤務時間を延ばしていき、1年かけてフルタイムに戻しました。働き方を人事や上長と相談できることも助かりましたね。
復帰してしばらくは毎月のように子どもを病院に連れて行っていました。その時も同じ部署のママさんが「ほら、早くお迎えいかないと!いってらっしゃい!」と背中を押してくれてたので、ありがたかったです。他部署の方も同じようなことを言ってくれたのを覚えています。「みんなで助け合おう精神」が社内に広がっている環境だなと感じました。
成長のためのキーワード「好奇心」
ー 入社してから成長できたことを教えてください。
不動産業界は未経験でしたが、仕事の幅に決まりがなく裁量を与えてくれる会社なので、例えば契約担当者としてフロントに立ったり法務と相談しながら契約書を作成したり、重要で責任のある仕事を任せてもらえるようになったことは、大きく成長できたところだと思っています。不動産業界は幅広い知識を必要とします。いろいろな部署に相談した時にも丁寧に細かく教えてくれて、その度に自分の知識をアップデートできるので、日々成長に繋がっていると感じます。
ー 成長する人の共通点はありますか?
好奇心が大切だと思います。「経験したい」と言えば何でもやらせてくれる社風であり、失敗したら上司がフォローしてくれる環境です。今後も、挑戦する好奇心を私も忘れないようにしたいですね!
ー 今後の目標を教えてください。
私は会社の「守り」を強化する役割として、会社の成長を後押ししていきたいと考えています。いろいろな部署の仕事を経験したことで視野が広がり、気づけたことも多くあります。例えば部署ごとの案件管理方法の違いだったり、部署間の業務受渡しフローの煩雑さや改善点だったり、これら全てのことはひとつの部署しか経験していなかったら気づけなかったと思います。ひとつずつ改善していくのは地道な努力が必要ですし、各部署の調整には時間がかかりますが、少しずつでも改善できたらより社内の業務フローが明確になりスピード感が増し、結果として会社の成長につながると思っています。
また、若い女性社員のロールモデルになりたいと思っています。産休・育休を経て仕事と育児を両立させる姿を見せることで、若手社員に「こんな風になりたい」と思ってもらいたいですね。そのためには「頑張りすぎないこと」も大切だと感じています。無理して働いて「あんな働き方は私にはできない」と思われちゃダメですからね(笑)
ー これから入社する皆さまへ、メッセージをお願いします。
やりたいことを応援してくれる会社です。自分次第でどこまでも成長できる環境だと思います。職種に限らず「何でもやりたい!」という好奇心を持った方には、すごく相性がいい会社です!ご応募お待ちしております!
※所属部署・掲載内容は取材当時のものです。