空き家活用を通した街づくりで地域貢献

社長の想いと社員の人柄に惹かれて、入社を決意

ー　入社したきっかけを教えてください。

大学では造形や表現などのデザイン全般を学んでいて、当初はデザイン系の会社に就職しようと思っていました。例えば、インテリアデザインの会社や、内装をデザインする会社、ウェディング用の装飾品をデザインする会社など。内定もいくつかありましたが、自分が本当にやりたいことや、女性としての働き方・キャリア形成などを含め、まだ少し心に引っ掛かりがあって…就職活動に満足できていなかったんです。

それで、もっと幅広く見てみようと思って、「街づくりに自分が手を加えられる」「営業として人に関わっていける」「相手に感謝される仕事」という軸で会社を探し、ジェクトワンに出会いました。

決め手は、社長の考え方や、社員の皆さんの人柄に魅力を感じたからです。選考中にたくさんの社員の方々にお会いしていろいろとお話をさせていただいたとき、皆さんいきいきと仕事をされていて、働き方のイメージもしやすかったので、安心感がありましたね。

ー　社長の考え方で、どのようなところに共感しましたか？

社長は以前、大手マンションデベロッパーに勤めていた時があって、「土地があったらマンションを建てる」ことしかできず、「マンションばかりを建てたけど、この土地に合った建物だったのか？」と、悩んでいたようです。

だから、カテゴリに縛られず、何でもできる会社をつくりたいと思って今の会社を立ち上げて、いろいろと挑戦し、今は「街に合ったものをつくれている」というお話に、すごく共感しましたね。

あとは、とても親近感が湧きました。実は、面接前は緊張してビクビクしながら会いに行ったのですが、私の立場になって話を聴いてくれて。「この方のもとだったら頑張れる！」と思って、入社を決めました。ジェクトワンは自分も心からいいと思えていたし、両親も応援してくれました。

空き家事業がTVで特集。3年目に転機が訪れる

ー　入社後の仕事内容を教えてください。

1年目はソリューション事業部で仕入れ営業をしていました。まずは、たくさん名刺交換をすることを目標として、午前はテレアポ、午後は飛び込み営業という感じで、日々頑張っていました。その下積みがあって良かったなと今は思います。当時は同期みんなで、誰が一番先に仕入れられるかというのも競っていて、毎日ほぼ一緒に生活をしていましたね。だから今でも同期の団結力は高くて。一時期、企画開発部の方と一緒に、建物の企画をしていく仕事もやらせてもらいました。

ー　現部署に異動したときの状況はいかがでしたか？

2年目で地域コミュニティ事業部に異動しました。私の性格上、BtoB（事業者向けのビジネス）よりもBtoC（個人向けのビジネス）のほうが合っているんだなと、今の仕事を通して気づきました。当時はまだ立ち上げの段階で、案件数も少なくて、一通りの業務を自分でこなしていました。営業、資料作り、行政向けの対応、PRや宣伝などもやりましたね。

そして、転機がきました。2021年7月に「がっちりマンデー」というTV番組で、ジェクトワンの空き家が特集されたんです。反響がすごかったですね。放映後は今までの30倍以上の問合せをいただきました！その対応に追われながらも、数をこなすと営業や提案も上手くなり、案件も取れるようになっていきました。そこから、お客様との対話がすごく楽しくなって、「元々やりたかったことができるようになった！」という実感がありましたね。入社3年目でようやく転機がきたんです。 同期で最初から上手くいったタイプに比べると、だいぶ時間がかかりましたね（笑）

ー　会社のサポートはありましたか？

私が新卒の頃は、会社としてのサポート制度はまだ少なかったですが、上司の方や先輩が「どう？大丈夫？」と、頻繁に声をかけてくれましたし、同期にも助けられましたね。今はメンター制度や、1on1といって月1回の上司との面談があったり、役職別の研修があったりと育成体制が整ってきています！

10年など長期の信頼関係を、お客様と構築

ー　現在の仕事内容について教えてください。

お客様からの反響営業が中心です。空き家に関する悩みをヒアリングして、現地で空き家の調査を行い、その工事費用を見積もりながら、活用のご提案をします。

ジェクトワンの空き家活用「アキサポ」の主なサービスは、まず、私たちが10年などの長期間でお客様から空き家を借りて、リノベーション費用を当社が負担し、建物をきれいにします。その後に、きれいになった物件を借りる人（転貸先）を見つけます。基本的にお客様とは長いお付き合いになりますので、長期に渡ってフォローしていきます。その先に、売却したいとか、賃貸管理をしてほしいとか、お客様の要望を引き出す必要もありますので、信頼関係を構築するのが大切ですね。

ー　反響営業以外の仕事は何でしょうか？

行政営業ですね。例えば、役所には空き家対策の部署があるので、「空き家問題解決のため、官民連携で一緒に取り組みましょう」と提案しています。協定を組んで、補助金を出していただいたりします。

あとは、新しい提携業者さんの開拓と情報収集ですね。例えば運送会社さんは住所に詳しいので、「ここは水道メーター回ってないよ」と教えてもらえると、土地活用に繋がることがあります。保険会社さんからも「ここが空き家になっているんだよね」と教えてもらえたり。また、全国各地の「アキサポ」パートナー企業さんと一緒に、地方空き家の解決に向けた取り組みもおこなっています。

業務は多岐にわたりますが、賃貸、売買、借り上げまで、全部扱えるというのがジェクトワンの強みでもあります。

ー　YouTubeもご出演されてますよね？

そうなんです（笑）多い時は1日3本を撮影しました。自分の案件も多いので、その説明はスムーズにできますし、慣れてきましたね。

YouTubeチャンネル アキサポ【空き家のプロ】https://www.youtube.com/@jectone_akisapo

レベルが高い人に囲まれ、自分も引き上げられる

ー　どんなときにモチベーションを感じますか？

私は人と仲良くなることが得意だと思っています。悩みを聞くことができて、それを自社のサービスで解決できると嬉しいですね。お礼のお手紙をもらうこともあります。「あなたに任せて本当に良かった、ありがとう。」と。手書きのお手紙があったかくて、頑張って良かったなと思えます。一生懸命やって、考え抜いて、何とか応えられるようになって。お客様に貢献できた後に、感謝のお言葉をいただけることが、仕事のやりがいとして大きいです。だからまた、一生懸命やれるんだと思います。

ー　ジェクトワンという環境の魅力を教えてください。

一人ひとりのレベルが高いところです。成長意欲やハングリー精神が高い人が多いからこそ、自分も引き上げられてると感じます。

あとは、個性が強い（笑）埋もれるような人がいなくて、バイタリティ溢れる社員ばかりです。すごく愉快ですよ（笑）社内ではイベント企画もよくあって、フットサルやボーリング大会などを有志でやっていますね。社員旅行もあって、伊勢神宮（三重県）にお参りしたり、鹿児島に行ったり、北海道に行ったり…グアムの時もありました！

ー　働きやすさはいかがですか？ 

赤ちゃんが生まれた時に産休・育休を取れますし、会社がサポートしてくれま す。最近も産休・育休を取得した方が何名かいて、全員が復帰しています。 ジェクトワンでは育児をされているママさんも多いです。皆さんテキパキと仕事をこなされ てますし、役職が上がったり部署を統括したりと、長期のキャリアアップが目指せます。

ー　社内の雰囲気を教えてください。

フリーアドレス（席が自由）なので、隣に誰が来るか毎日分からなくて、それも面白いですね。新しい交流が生まれるので、「今日、どこに座ろうかな？」とわくわくしながら出社します。個室ブースもあって、集中して作業もできます。オフィスはワンフロアでみんな距離が近く、お手洗いでも社員同士挨拶したりと、話す機会も多いと思います。とても風通しが良い環境です。

ー　プライベートはどのように過ごしていますか？

最近は、お料理にハマっています。自炊してお弁当をつくるのも楽しいです。

ー　ジェクトワンで活躍する人の共通点は何でしょうか？

主体性が大切ですね。指示を待っていたら置いて行かれちゃうかも（笑）「分からなかったら聞く」というのをスムーズにできれば、どんどん成長できると思います。私はかつて、プライドが高くて完璧主義のようなところがあって、それを克服するのに時間がかかりました。いろいろなことを主体的に吸収することが大事だというのをジェクトワンで学びました。

ー　これから入社する皆さまへ、メッセージをお願いします。

楽しい仲間がいます。絶対に成長できると思います。「こんなことがやりたい」という目標があれば、達成するために会社が応援してくれます。それを楽しみに、来てくれたら嬉しいです！「街づくりに貢献するため何でも学びたい」とか「20代から裁量をもって活躍したい」というような、成長意欲が高い方には合っていると思います。お待ちしてます！

※所属部署・掲載内容は取材当時のものです。